2013年8月5日月曜日

『勝利をのぞみ』 2013年度 夏合宿特集号


<成長のチャンスとなる夏休みに突入!! 最初の遠征である宮城県で被災支援を経験!!>

 ラグビー部は、夏休みにより大きな成長を求めて日々の練習や遠征に取り組みました。7月26~28日に行われた最初の遠征は、宮城県の七ヶ浜で被災支援労作を行いました。



 参加した一年生の中には「ラグビーと被災支援、どう関係があるの?」という表情の生徒もいましたが、実際に被災地に入って労作(この日は種まきと海岸清掃)を行う中で、東日本大震災がもたらした被害の大きさや、2年以上時間が経過してもなお癒える事の無い痛みや新しく生まれる課題を前に、参加した部員の表情や姿勢が変化していくように感じられました。これ以外にも宿泊させて頂いた仙台のいずみ愛泉教会の清掃は当然の事、裏の公園清掃(祭りの後片付け等)も経験する事ができました。自分のためだけに生きるのではなく、仲間や隣人、自分以外の人のために自分の力を惜しみなく使う。これこそ3・11以降の時代に生きる私たちに求められる姿勢ですし、何より「One for All , All for One」という言葉を大切にしているラグビーの基本姿勢でもあります。大切な合宿を前にして、今一度自分たちの考え直すことのできた有意義な3日間でした。





<ラグビーの聖地 菅平で行われる合宿!! 連日の戦いを通して見えてきたものは…?>


 今年の夏は雨が多く、比較的気温の低い夏を迎えています。しかし!!敬和学園ラグビー部は、それを吹き飛ばすような熱い戦いを長野県での遠征で経験してきました。ラグビー関係者であれば、知らない人がいないと言われるほど有名で、全国から様々なチームが集まる事から「聖地」とも呼ばれる菅平高原での合宿の様子を、写真と共にレポート!!




 菅平合宿のメインは、何と言っても練習試合です。見た事も聞いた事もない県外の学校と合同練習をしたり、お互いの力が分からない状況で練習試合を行う事は、選手一人ひとりの力をグイグイ伸ばしてくれるチャンスとなります。今年は、東京・埼玉・神奈川・千葉・愛知の学校とそれぞれ対戦しました。



 4泊5日という日程でしたが、その期間が非常に短く感じられるほど、毎日のようにチームの成長が感じられる有意義な合宿であったように思います。関東圏を中心とした5校と対戦し、結果は4敗1分。残念ながら合宿中に勝利を掴むことはできませんでしたが、ミーティングが終わった後でも意欲的に話し合いを重ねる姿や、チームの勝利に何が足りないかを探し求める姿、そしてグラウンドで体をぶつけ合いながら全員で戦い抜いたメンバーの姿を見ていると、勝った・負けたという結果を大きく超えたもの、敬和学園ラグビー部の精神的支柱となるプレーを確かに感じる事ができました。秋以降の大会においてもこの合宿で得た成長やつながりを生かして、さらにラグビー部を盛り立てていきたいと思います!!


<敬和学園ラグビー部 今後の予定>
8月20日(火)…13:30 夏休み後半 練習開始
8月24日(土)…練習試合を予定しています。
9月7・8日&14日・15日 …ラグビーフェスティバル
※今年度より、新潟県を3つのエリア(上中越、新潟、下越)に分けて、ラグビーカーニバルを行います。県外の高校やクラブチームと試合をするなど、内容の濃いものになりそうです!! 敬和は下越グループで、新発田・中条勢と対戦予定です!!

2013年5月24日金曜日

大会出場のお知らせ

 5月24日(金)から新潟県高等学校総合体育大会ラグビーフットボール競技が行われます。
 敬和学園のラグビー部は新津高校、新発田商業高校と合同チームを作り、「合同下越」としてこの大会に出場します。

 1回戦は5月24日(金)15:00~、長岡ニュータウン運動公園で長岡高校と対戦します。

 応援よろしくお願いします。

2013年5月7日火曜日

北越高校との合同練習が行われました!!

 GW後半初日、例年に比べて気温の低い5月3日の朝、敬和学園ラグビー部の所属する合同下越チームは、北越高校のグラウンドにいました。

 前の大会で出た反省の一つに「試合中の声が少ない」「チーム内のコミュニケーションが取れていない」というものがありました。同時に「北越高校は、試合前のアップからものすごい声を出していた」という意見もあり、強いチームがどのように練習に取り組んでいるのかを探る意味も含めて合同練習をお願いしました。

 北越高校のグラウンドの都合もあり、午前中の短い時間ではありましたが、グラウンドに入る時の挨拶やコーチの話に対する返事、また1つのプレーに対する積極性に対しても自分に厳しく向き合う姿勢を大切にしており、学ぶべきポイントがたくさんありました。

 それらを「スポンジが水を吸い込むように吸収」していた合同下越チームの面々。

 練習の最後に行われたミニゲームでは、強力FWのモール対策を研究したり、北越高校からトライを奪うなど、次の大会に向けて大きな自信となるようなプレーも見受けられました!!